異色の挑戦 ラムジーが英国人初のメキシコリーグ移籍への画像はこちら >>

アーセナル時代のラムジー Photo/Getty Images

意外な選択だ

アーロン・ラムジーがメキシコの名門クラブ、UNAMプーマスへの加入に合意したと『BBC』が報じている。正式契約が締結されれば、英国出身の選手としては史上初めてメキシコリーグでプレイする存在となる。



34歳のラムジーは、2023年に少年時代を過ごしたカーディフ・シティへ復帰。2024-25シーズンの終盤にはオメル・リザ監督解任に伴い暫定監督を務めたが、チームの降格を回避するには至らなかった。それでも指導者としての手腕が注目され、今夏にも正式監督就任の噂が取り沙汰されていた。

しかし本人は現役続行を強く希望しており、来夏のワールドカップでウェールズを牽引する目標を掲げている。4月には「まだ多くの戦いが残っている。W杯出場という大きな目標がある」と語っていた。

なお、プーマスの監督エフライン・フアレスとは同じ代理人のため、交渉がスムーズに進んだという。ラムジーは現在、負傷中のハムストリングの手術から回復を目指してリハビリ中であり、復帰時期も注目される。

欧州トップクラブを渡り歩いてきたラムジーが、北中米の舞台でどのような存在感を示すのか、大きな関心が集まっている。

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