マンチェスター・シティに加入したチェルキ photo/Getty images
どんどん入れ替わっていく
今夏はクラブW杯が開催されることもあり、移籍市場ではより積極的な動きをみせているマンチェスター・シティ。すでにライアン・アイト・ヌーリ、ラヤン・チェルキ、マーカス・ベッティネッリ、タイアニ・ラインデルスの獲得を発表している。
昨夏はサビーニョとイルカイ・ギュンドアンの獲得のみに終わっていたが、低調な昨季の反省からか今夏は一転して活発な移籍市場となっている。
『The Athletic』によると、シティはここからさらに2人、3人の新戦力を獲得する可能性があるという。
同紙が補強ポジションと予想したのは右SBだ。長年右SBとしてチームを支えたカイル・ウォーカーは構想外となっており、現在のスカッドではマテウス・ヌネスとリコ・ルイスが任されているがやや物足りない。
他のポジションと比べ進行が遅れているのはメインターゲットとされる選手の引き抜きが難航しているからだろう。ニューカッスルのティノ・リヴラメントとユベントスのアンドレア・カンビアーソが候補とされているが、どちらのクラブも放出に消極的で動きがない。
右SB以外でいえばGKも気になるポジションだ。新戦力のベッティネッリ含め3人ともに契約は来季限りとなっている。ポルトのディオゴ・コスタがターゲットとして報じられたこともあるが、今のところ続報はない。
オマル・マルムシュらを獲得した冬の移籍市場から現在に至るまですでに9選手を獲得しているシティ。英紙は今後も補強は続くと予想しており、既存戦力の放出含め今後の動きに注目したい。