比嘉大吾 WBA王者バルガスとのタイトルマッチが決定 「3度...の画像はこちら >>

前線では激闘を繰り広げた比嘉 photo/Getty Images

3戦連続の世界戦

プロボクシング元WBC世界フライ級王者で現在、WBA世界バンタム級3位・比嘉大吾が7月30日に、WBA同級王者アントニオ・バルガスに挑戦することが発表された。

元々、WBA王者には堤聖也が君臨していたが、目のケガの治療のため5月中旬に休養王者となり、バルガスが正規王者に繰り上がっていた。

そして予てその王者の対戦相手として噂されていたのが比嘉だった。

比嘉は、昨年9月に、WBO世界同級王者・武居由樹に挑戦して12回判定負けを喫し、今年2月には堤に挑戦して壮絶な打ち合いを演じてドローに終わり王座返り咲きは果たせなかった。そして今回の決定で3戦連続の世界挑戦となった。

発表が行われた記者会見には、比嘉も出席。「自分も3度やっていいのかという心境。組んでくださってありがとうございます。感謝しています。3度目の正直という言葉がありますが、2度あることは3度あるということもあるので、どちらが正解なのか試してみようかと」と語ると「やっぱり今回負けたら、4度目の正直っていうのは聞いた事ないですから、これに懸けます」と意気込みも述べた。

試合会場は横浜BUNTAI。同興行ではWBA・WBC世界フライ級王者・寺地拳四朗がWBA同級3位・WBC同級4位リカルド・ラファエル・サンドバルとの防衛戦と、WBA世界ライトフライ級1位・高見亨介が同級王者エリック・ロサに挑戦するトリプル世界戦が組まれている。

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