今夏チェルシーに加入したママドゥ・サール photo/Getty Images
コナテと比較されることが多いようだが
今夏チェルシーに加入した19歳DFママドゥ・サールは目標にしている人物を明かした。
サールはフランスのストラスブールからやってきた194cmの大型DFだ。
2033年までの8年契約をチェルシーと結んだサールは今後エンツォ・マレスカ率いるチームでどのような選手に成長していくのか、楽しみな選手の1人だが、目標にしている選手がいるという。リヴァプールの主将、フィルジル・ファン・ダイクだ。
「子供の頃、僕には夢があったんだ。それは世界最高のセンターバックになることだった。僕はフィルジル・ファン・ダイクのような選手になりたい。ファン・ダイクが大好きなんだ。彼はリーダー。ディフェンダーにとって、それはとても重要なこと。でも、僕はイブラヒマ・コナテみたいにプレイすると言う人もいる」(英『Daily Mail』より)
194cmとサイズがあり、同じフランス人ということもあって、コナテと比較されることも多いというサール。しかし目指すはリヴァプールでコナテの相棒を務めるファン・ダイクで、特にリーダーシップの部分に憧れを抱いているという。
サールはこれからチェルシーでリーヴァイ・コルウィルやブノワ・バディアシル、トレヴォ・チャロバー、トシン・アダラビオヨといった選手らとポジションを争うことになるが、チアゴ・シウバが退団して以降、ディフェンスラインに絶対的リーダーはいない。
まだ19歳のため、焦りは禁物だが、コナテのようなサイズを持ち、ファン・ダイクのようなリーダーシップを持つディフェンダーへと成長できれば、チェルシーにとって頼もしい限りだ。
クラブW杯のメンバーにも入っているサール。初戦のロサンゼルスFCとの試合では出番がなかったが、期待も大きい若き逸材のデビューは近いか。