今夏古橋はどこへ行く photo/Getty Images
レンヌでの挑戦は上手くいかなかったが……
スコットランドのセルティックでゴールを量産し、今冬にフランス1部のレンヌへと移籍したFW古橋亨梧。しかしレンヌでは早々に構想から漏れてしまい、ほとんどプレイできないままシーズンが終わってしまった。
そんな古橋の新天地候補として浮上したのが、来季イングランド2部へ昇格することが決まったバーミンガム・シティだ。
地元紙『Birmingham Live』はこの話題について、『意外な選択肢』と取り上げている。古橋はセルティックでゴールを量産してきたストライカーであり、本来はセルティックから5大リーグへとステップアップしていくのが理想の流れだ。レンヌで上手くいかなかったとはいえ、3部から2部へ昇格を決めたバーミンガムが選択肢に浮上するのは確かに意外かもしれない。
バーミンガムの方は近年アジア方面へのスカウティングを強化しており、今のチームにもセルティックで古橋と一緒に戦ったMF岩田智輝、FW横山歩夢(ヨング・ヘンクにレンタル移籍していた)、現在ボーフムに在籍するMF三好康児も昨季まで在籍するなど、日本人選手の獲得が続いている。他にも韓国のMFペク・スンホ、DFイ・ミョンジェを獲得している。
同メディアは「1年前はプレミアリーグのクラブがキョウゴに熱狂していただろうし、そんな彼がチャンピオンシップ(2部)で違いを生み出せないなんて考えるのは愚かだ」と伝えていて、2部の舞台なら活躍できる可能性が高いと見ている。
イングランド2部もレベルはまずまず高いが、実現すればプレミア昇格を目指すバーミンガムにとって大きな戦力になるのは間違いないだろう。