年内はS・バンタム級継続が濃厚となった井上 (写真:本人インスタグラムより)
ピカソは当初5月に対戦予定だった
スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が12月27日に予定している防衛戦で、WBC同級1位のアラン・ピカソと対戦する可能性が浮上した。
『The Ring』によると、24日、試合を行うサウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官がそれを明かし「間もなく契約が完了する」と語ったという。
ピカソは、当初5月に米ラスベガスで井上と対戦予定だったが突如辞退。その後7月19日に亀田京之介とのノンタイトル戦が決定していた。
一方、井上はピカソの代わりにラモン・カルデナスと対戦。見事に8回TKO勝ちを飾り、次戦は9月14日のWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフとの統一戦が決定している。
そして井上は当初の計画では、12月は1試合限定でフェザー級に挑戦し、WBA同級王者ニック・ボールと対戦するプランがあったものの、体への負担を抑えるためにS・バンタム級継続を選択したと報じられていた。