バルセロナに所属していたマスチェラーノ Photo/Getty Images
語られた舞台裏
パリ・サンジェルマンを率いるルイス・エンリケ監督が、かつての教え子ハビエル・マスチェラーノとの特別な思い出を明かした。PSGが勝利を収めたインテル・マイアミ戦前に、バルセロナ時代の両者の関係性に触れたものだ。
エンリケは当時の出来事について「私がバルサの監督に就任した当初、マスチェラーノには移籍の噂が出ていた。だから彼に話をしたのは、バルセロナのブリティッシュ・スクールだった。ちょうど私たちの娘が同じクラスだったので、その場で言ったんだ。“君は酔っ払っていても出て行くことは許さない”とね」と笑い交じりに語った。
またエンリケは「マスチェラーノとブスケツ、この2人が将来優秀な監督になることは、当時から疑っていなかった。ピッチの上ですでにその片鱗を見せていたからだ。ブスケツも、本人が望めば素晴らしい監督になるだろう」とコメントしている。
バルセロナで共にタイトルを勝ち取ったマスチェラーノとエンリケ。欧州とアメリカ、舞台は違えど、同じ指導者の立場で再会を果たした。