NEXTアザールと呼ばれた男が28歳で現役引退 若き才能を苦...の画像はこちら >>

2017年、チェルシー在籍時のムソンダ photo/Getty Images

怪我が彼のキャリアを狂わせた

FWチャーリー・ムソンダ(28)が現役引退を発表した。

ムソンダはベルギー出身のアタッカーで、チェルシーでプロキャリアをスタートさせた。

しかし、キャリアを通してチェルシーのトップチームでは7試合にしか出場できず、その後はレンタルを繰り返し、2022年にスペインのレバンテに完全移籍。2023年にはキプロスに渡るも、昨季の途中で退団し、現在まで無所属となっていた。

『Rising Ballers』に投稿されたムソンダのインタビューでは、今回の決断に対する思いが語られている。

「(この決断は)簡単なことではありませんが、長い間考えてきたことです。自分の人生を見つめ直した結果、他者に貢献するという目的を持って生きたいと気づきました」

「今後は目的を持って物事に取り組みたい。人々に刺激を与え、活躍の機会を創出してあげたい。私はまだ若い。才能を発揮する機会のない選手を助けたいと思っている」

アンデルレヒトのユースで頭角を現し、チェルシーで大きな期待を寄せられて加入したムソンダにとって障壁となったのが、度重なる負傷だ。膝の怪我を繰り返してしまい、重要な若手としての時期をリハビリに費やすこととなってしまった。

チェルシーのエースとしてチームを牽引したエデン・アザール氏とも比較されたムソンダはこの経験を生かし、今後はどのような活躍を見せるのか注目したい。

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