ミラン時代のマストゥール Photo/Getty Images
ここからの飛躍はあるか
かつて「ミランの神童」と呼ばれたハキム・マストゥールが、イタリア3部に所属するヴィルトゥス・ヴェローナと契約を結んだ。27歳となった同選手は、約半年間の無所属期間を経て、再びイタリアのピッチに立つこととなる。
マストゥールは10代の頃にACミランで脚光を浴び、その技巧と創造性で世界中の注目を集めた。だがトップチームでの出場機会は得られず、マラガやPECズヴォレへのレンタルを含め、数多くのクラブを渡り歩いた。その後はギリシャやモロッコなどでもプレイし、2024年1月にはモロッコ1部のウニオン・デ・トゥアルガを退団していた。
「ワンダーキッド」と称されていたマストゥールだが、年齢はすでに27歳。今回のイタリア復帰は、キャリア再構築への重要なステップとなる可能性があるのか。
失われた才能を再び輝かせることができるのか。かつての神童の復活に期待したい。