世代別代表にも選出されていた井上 Photo/Getty Images
27歳MFがJ2クラブへ
サンフレッチェ広島は、MF井上潮音がジュビロ磐田へ期限付き移籍することを正式発表した。移籍期間は2026年1月31日までで、契約によりサンフレッチェ広島との公式戦には出場できない。
井上は東京ヴェルディユースからトップチームに昇格後、ヴィッセル神戸、横浜FCを経て2023年に広島へ加入。今季は出場機会が限られており、さらなる成長を求めてJ1残留争い中の磐田への移籍を決断したとみられる。
年代別代表では2014年のU-17日本代表を皮切りに、2017年U-20、2018年U-21と各世代で日本代表に名を連ねた経験を持つ。
公式サイトに掲載されたコメントで井上は、「まずは何も貢献できずに、このタイミングでチームを離れてしまうこと、本当に申し訳ない」としつつ「エディオンピースウイング広島のピッチに立ち、活躍することができたらと思うと悔しい気持ちでいっぱいですが、もっと成長するために頑張ってきます」と前向きな決意を綴った。
タイトル争いを続ける広島については「今の広島なら間違いなく残っている全てのタイトルを取れる力がある」とし「僕も試合を確認しながら応援しています」とエールを送っている。