新加入のA・アーノルド Photo/Getty Images
ユヴェントスを破ったレアル
クラブワールドカップ・ベスト16でユヴェントスに勝利し、準々決勝へと駒を進めたレアル・マドリード。決勝点を生み出したのは、新加入となったDFトレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスだった。
54分、ボックス右外でボールを持ったA・アーノルドは、得意のクロスをゴール前に供給。ゴンサロ・ガルシアが丁寧なボールに頭で合わせて得点し、これが決勝点となった。このクロスは、A・アーノルドのレアルでの初アシストとなっている。
そしてこのアシストは、勝利とともに別の価値をも生み出すことになった。英『THE Sun』は、「A・アーノルドがクロス1本で移籍金を返済」と報じている。クラブW杯の賞金額の高さは話題となっているが、準々決勝進出によりレアルが手にした賞金は1312万5000ドル(約19億6900万円)。A・アーノルドの移籍金は1000万ユーロ(約16億円)だというが、このクロス1本で移籍金をペイし、さらにおつりが来るほどの金額を手にしたというわけだ。
リヴァプールでも大きな違いを生み出していた“特技”をさっそく見せることになったA・アーノルド。レアルはこの新たな武器をどう活かしていくのか、注目が集まる。