日本代表が圧巻ゴールショー! ジャーメインが4発、稲垣の強烈...の画像はこちら >>

香港に勝利した日本代表 photo/Getty Images

初戦で大勝を飾る

8日、日本代表はEAFF E-1サッカー選手権の初戦で香港代表と対戦した。今回の森保ジャパンはJリーグの選手らで戦うなか、GKピサノアレックス幸冬堀尾、DF安藤智哉、MF久保藤次郎、FW宮代大聖、FWジャーメイン良、FW垣田裕暉がスタメンに選ばれ、代表デビューを飾った。

[3-4-2-1]の布陣で臨んだ日本は開始からボールを握ると4分に試合を動かす。左サイドの相馬が右足でクロスを上げると、ジャーメインが胸トラップから左足一閃。見事なボレーシュートが突き刺さり、幸先よく日本が先制に成功した。

その後もボールを保持する日本は10分、追加点に成功する。またしても相馬が左サイドでボールを受けると、今度は左足でクロス。ファーへのボールに再びジャーメインが合わせ、早くもこの日2ゴール目をマークした。日本は代表経験豊富な相馬のいる左サイドを中心に攻め立てる。

20分、今度は中央からゴールをこじ開ける。香港のビルドアップを川辺が狙い、宮代が中央の稲垣へパス。フリーの稲垣はPAの外から迷わず右足を振り抜くと、ネットに突き刺さり、ゴール。リードを3点に広げる。勢い止まらぬ日本はその2分後、古賀の縦パスを川辺がヒールで繋ぎ、垣田がフリック。これをジャーメインが冷静に沈めて4点目をゲット。ジャーメインはハットトリックを達成した。

危なげなく試合を進める日本は25分、久保が右サイドで1人交わし、中へクロスを上げるとまたしてもジャーメインが合わせ、5点目をマーク。香港を圧倒する。

守備面でも香港に決定機を作らせず、安定した戦いを見せる日本は大量5ゴールをマークし、前半を折り返す。

日本はハーフタイムで2枚替え。ジャーメインと垣田に代えて山田新と中村草太を投入する。

後半もボールを保持し、相手陣地で試合を進める日本だったが、58分香港にCKを与えると、ファーサイドでマット・オアに合わせられ失点を許してしまう。

立ち上がりこそ慌てたものの、徐々に慣れてきた様子も見せる香港から追加点を奪えない状況が続いていると、日本は63分に佐藤龍之介と大関友翔を投入し、流れを変えようと試みる。

攻めあぐねる日本は72分大関が絶妙な浮き玉のスルーパスを出し、中村がダイレクトで合わせるも、シュートはGK正面に。途中出場の2人がチャンスを作った。76分、日本は宮代に代えて望月ヘンリー海輝を投入する。

しかし次の決定機を作ったのは香港。79分左サイドに抜け出した劉家喬が中へ少しずらし右足でファーへ巻くシュートを放つ。綺麗な弧を描いたシュートだったが、これはポストに直撃。日本は助かる形になった。

香港にボールを握られる時間も長くなった日本は後半なかなかシュートまでの形を作れず、停滞する時間が続く。89分、相馬のCKに安藤が合わせて日本に待望の追加点と思われたが、これはファール判定となりノーゴールになった。そんななか、後半ATに追加点が生まれる。中村が中央をドリブルで突破し、見事なゴール。欲しかった得点が終盤にやっと生まれた。

前半の途中からは思うように得点を積み重ねることができなかった日本だが、ジャーメインの4ゴールもあり、初戦で6-1の大勝を飾った。

初戦で勝利を飾った日本は12日中国代表との対戦を控えている。

[スコア]
日本 6-1 香港

[得点者]
日本
ジャーメイン良(4分、10分、22分、25分)、稲垣祥(20分)、中村草太 (90+4分)

香港
マット・オア(59分)

日本
ピサノアレックス幸冬堀尾、古賀太陽、荒木隼人、安藤智哉、稲垣祥、川辺駿(→ 大関友翔 63分)、相馬勇紀、久保藤次郎(→ 佐藤龍之介 63分)、宮代大聖(→ 望月ヘンリー海輝 77分)、ジャーメイン良(→ 中村草太 46分)、垣田裕暉(→ 山田新 46分)


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