スポーツ好きで知られるスヌープ・ドッグ Photo/Getty Images
驚きの動き
スウォンジー・シティがまたも世界を驚かせた。アメリカのラップ界を代表するスヌープ・ドッグ氏がクラブのオーナーグループの一員として加わる見通しであると、関係者が明かしている。
この報道が事実であれば、同クラブにとっては今年4月にルカ・モドリッチがオーナーに名を連ねて以来、2人目となる著名人の参画となる。クロアチア代表の司令塔に続き、今度は音楽業界からの加入である。
新たなオーナーグループは、米国の起業家ブレット・クラヴァット氏とジェイソン・コーエン氏が率いる企業体であり、スヌープ・ドッグ氏もこの出資陣に加わる。彼のSNS総フォロワー数は1億9000万人を超え、クラブとしても世界的な知名度やブランド力向上への期待は大きい。
スウォンジーは、プレミアリーグ復帰を狙うイングランド・チャンピオンシップ所属のクラブであり、競技面だけでなく経営面でも注目を集める存在となっている。世界的セレブリティの関与は、今後のスポンサーシップやグローバル市場への展開に大きなインパクトを与えると見られている。
これまでの英国クラブに見られなかった異色の経営手法が、どのような成果を生むのか。スヌープ・ドッグ氏の名がユニフォームやスタジアムで見られる日も遠くないかもしれない。