ノッティンガム・フォレストのギブス・ホワイト photo/Getty Images
クドゥスに続く補強かと思われたが
昨季は終盤までプレミアリーグの上位をキープし、最終的に7位でフィニッシュするなど充実したシーズンを過ごしたノッティンガム・フォレスト。
チームの中心人物であるイングランド代表モーガン・ギブス・ホワイトには多くのクラブから関心が寄せられており、今夏移籍が噂されている。
そんなギブス・ホワイトに対し、アプローチしたのが新体制となったトッテナムだ。6000万ポンドの契約解除金を用意し、本人との個人合意を取り付けた。
しかし、フォレストはこれに対し、トッテナムがプレミアリーグの規則に違反する形で交渉を進めたこと、公表していない契約解除条項にオファーが届き、ギブス・ホワイトの代理人が守秘義務を破ったとして激怒。一転して移籍は白紙となった。
今夏の去就が不透明となり、宙ぶらりんとなったギブス・ホワイトだが『talkSPORT』によると、昨季に同選手とクラブのオーナーであるエヴァンゲロス・マリナキス氏は移籍に関してある取り決めをしたという。
それが今夏「特定のレベルのクラブ」への移籍を了承するといったものだ。
そのためマリナキス氏は昨季プレミア17位のトッテナムではなく、マンチェスター・シティがこの獲得レースに参戦し、彼らにギブス・ホワイトを獲得して欲しいと考えているという。
実際にギブス・ホワイトは今夏シティのターゲットだったが、シティは8番としてタイアニ・ラインデルスを、10番としてラヤン・チェルキを獲得している。
すでに中盤は人員過多となっており、放出が進まなければ獲得は難しいだろう。ベテランのイルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シウバ、マテオ・コヴァチッチらは放出候補とされているが、具体的な報道はみられていない。