バイエルンのレジェンドとなったミュラー photo/Getty Images
驚きの新天地に注目集まる
ドイツ代表として数々のタイトルを獲得し、バイエルン・ミュンヘンで戦ってきたトーマス・ミュラーが、オーストラリアへと新天地を求める可能性が高まっているという。『The Sydney Morning Herald』によれば、AリーグのシドニーFCがミュラーとの交渉を大きく進展させているようだ。
現在35歳のミュラーは、バイエルンの象徴的存在であり、ブンデスリーガ制覇を数多く経験。しかし、昨季限りでバイエルン・ミュンヘンを退団しており、新たな挑戦の場を検討しているとされる。
今回の報道によれば、シドニーFCはすでに数週間前から交渉を進めており、クラブのマーケティング面でも“レジェンド級”の加入による効果を期待しているという。現地では、MLSやサウジアラビア移籍が注目される中で、Aリーグがスター選手を引き寄せる意欲を示す象徴的な動きとして歓迎されている。
正式契約には至っていないものの、交渉は「最終段階」にあるとも報じられており、Aリーグに世界的英雄が加わる日はそう遠くないかもしれない。移籍が実現すれば、ミュラーのキャリアにとっても大きな転機となり、Aリーグの国際的評価にも大きな影響を与えることになるだろう。