“50mスロー”の異次元能力で守護神に抜擢へ 田中碧所属リー...の画像はこちら >>

リヨンでプレイしていたペリ Photo/Getty Images

メリエ放出前提の布石か

リーズ・ユナイテッドがリヨンからブラジル人GKルーカス・ペリを完全移籍で獲得した。移籍金は1560万ポンドに達し、同クラブにとって今夏7人目の補強となった。

クラブ公式が正式発表している。『Daily Mail』が伝えている。

現在27歳のペリは、ドイツで行われているプレシーズンキャンプ地にてメディカルチェックを完了。今季からダニエル・ファルケ監督の下で新たな正守護神として起用される見込みであり、昨季出場機会を減らしたイラン・メリエの放出を前提とした動きと見られている。

ペリは昨季にリヨンで公式戦45試合に出場し、13試合でクリーンシートを達成。中でも話題となったのが、試合中に50メートルもの距離を正確にスローした“超人スローイン”であり、フランスで注目を集めていた。

サンパウロでプロキャリアをスタートさせた後、クリスタル・パレスやナウチコでのローン移籍を経て、2022年にボタフォゴへ完全移籍。2024年1月にリヨンへ325万ポンドで加入していた。

リヨンは財政難の影響で一時リーグ・ドゥへの降格処分を受けていたが、今月上旬の上訴が認められ処分は撤回されている。だが、ペリ本人はプレミアリーグ昇格を果たしたリーズという新天地で、さらなる飛躍を目指す決断を下したようだ。

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