今夏の移籍を熱望しているウィッサ photo/Getty Images
去就が注目されている
ブレントフォードに所属するコンゴ代表FWヨアネ・ウィッサは今夏の退団を強行するつもりのようだ。
ニューカッスルはウィッサ獲得へ2500万ポンドのオファーを提出したが、これはブレントフォードによって拒否された。
しかし、英『TalkSPORT』によると、ブレントフォードは関心を持つクラブすべてに5000万ポンド以上のオファーでなければ、交渉しないことを通告したという。ウィッサはこのクラブの対応に失望しているようで、「ブレントフォードが昨夏、約2600万ポンドで移籍を認める口約束を破ったと考えている」と、同メディアは伝えている。
ブレントフォードはウィッサ獲得に向けた扉を閉ざしたつもりだが、同選手自身は依然として移籍を望んでおり、練習参加を拒否し、退団を強行しようとしているようだ。
また英『BBC』は「ウィッサ、ブレントフォードでのプレイを拒否すると脅迫」というタイトルでこの件について触れており、クラブの対応に激怒したFWはクラブのディレクターを務めるフィル・ギルズ氏と緊急会談を行った模様。そこでウィッサはニューカッスルへの移籍を望んでいることを明確にし、「移籍が認められない場合、再びブレントフォードでプレイしないことを示唆した」という。
ウィッサを巡る移籍騒動は長引く可能性もあるようだが、どのような結末を迎えるだろうか。