チェルシーのジョアン・フェリックス photo/Getty Images
ベンフィカ以降は苦しいキャリアとなった
また1人、欧州のプレイヤーが中東への移籍を決めたようだ。
移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、チェルシーに所属するジョアン・フェリックスのアル・ナスル移籍を報じた。
移籍金は3000万ユーロが基本となり、ボーナスを含めると、5000万ユーロ、日本円にして約86億円にも上る大型契約となる。
今後メディカルチェックが予定されており、何も問題なければ移籍が成立することになる。
フェリックスは育成の名門であるポルトガルのベンフィカ出身のプレイヤーで、2019年にアトレティコ・マドリードに移籍。そのプレイスタイルからアントワーヌ・グリーズマンのような活躍を期待されたが、思うようなパフォーマンスを披露できず、プレミアリーグのチェルシーへ。
しかし、チェルシーでもミランにローンで出されるなど、定位置を掴むことができず、今回の中東への移籍が濃厚となった。1999年生まれ、まだ25歳と非常に若い選手であり、今後彼がどのようなキャリアを歩むのか注目だ。