負傷離脱したゴメス Photo/Getty Images
遠藤やグラフェンベルフで乗り切るつもりか
DFジョー・ゴメスがアキレス腱を負傷し、プレシーズンツアーから離脱することを発表したリヴァプール。これで起用可能なトップチームのCBはフィルジル・ファン・ダイク、イブラヒマ・コナテの2名のみとなった。
ミランとのプレシーズンマッチではMFライアン・グラフェンベルフ、およびSBコスタス・ツィミカスをCBとして起用したアルネ・スロット監督。試合後、CBを緊急獲得するつもりはないと語っている。『Liverpool ECHO』が伝えた。
「(ファン・ダイクの)左側を見ているが、センターバックに不安はないと思う。選手層の厚さという点では、ライアンは今日、そのポジションをこなせることを証明した。昨季も同じことをした。しかし、我々全員が彼はMFを好んでいることは承知している」
「遠藤もCBをこなせる。ジョー・ゴメスは軽傷を負っているだけだ。昨季も彼はチームに貢献してくれた。選択肢は十分にあるが、ジャレル・クアンサーがチームを去ったことは事実で、彼の代わりはまだ確保できていない。私はまた、昨季は選手を補強せずにリーグ優勝を果たしたことで示したチーム構成に非常に満足している」
CBの補強を完全に否定はしなかったが、現時点のスカッドで足りていることを強調したスロット監督。ゴメスが戻ってきたとしても3名しかおらず、4つのコンペティションを戦うには心もとないが、補強を行うことはないのだろうか。