バイエルン入団目前のディアス photo/Getty Images
難航していた移籍金の交渉で合意
リヴァプールのルイス・ディアスのバイエルン・ミュンヘンへの移籍が目前に迫っているようだ。同選手は26日(現地時間)に香港で行われたACミランとのプレシーズンマッチでは登録メンバーから外れていた。
ドイツ紙『Bild』によれば、ディアスは既にチームを離れてミュンヘンに向かい、28日に到着して翌29日にメディカルチェックの実施が予定されているという。全てが順調に進めば数日以内にバイエルン入団が正式発表されることになる。
ディアスをめぐるクラブ間交渉は、移籍金をめぐる両クラブの隔たりの大きさから難航。しかし話し合いを重ねた結果、移籍金の他にチーム成績に応じた追加ボーナスを含めて総額7500万ユーロ(約130億円)をバイエルンが支払うことで合意に達した。
また、ディアスとバイエルンとの契約期間は4年、年俸は約1400万ユーロ(約24億円)になるとも『Bild』は伝えている。リヴァプールでの年俸が270万ユーロ(約4億7000万円)だったことを考えれば、ディアスは新天地で約5倍の年俸を得ることになる。
レロイ・サネが退団したバイエルンでは左サイドのアタッカー獲得が今夏の重要課題となっていて、これまでニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)、ラファエル・レオン(ACミラン)、ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)など数々のトッププレイヤーの名前が獲得候補として現地メディアの間でこれまで取り上げられてきたが、どうやら彼らと遜色ない実力の持ち主であるディアスの獲得で決着となりそうだ。