レヴァークーゼンMFジャカがサンダーランド移籍へ クラブ間交...の画像はこちら >>

レヴァークーゼンのグラニト・ジャカ photo/Getty Images

3年契約、年俸17億円以上

レヴァークーゼンのスイス代表MFグラニト・ジャカのサンダーランドへの移籍が秒読み段階に入ったようだ。

ドイツ紙『Bild』によれば、サンダーランドは移籍金とチーム成績に応じた追加ボーナスの支払いを含めた総額2000万ユーロ(約34億円)の正式オファーをレヴァークーゼンに提示し、交渉を重ねた結果、両クラブはジャカの移籍について合意に達したという。

今回の移籍でジャカはサンダーランドと2028年6月末までの契約を結び、年俸は1000万ユーロ(約17億円)以上に達するとも『Bild』は伝えている。

ジャカは2023年7月にアーセナルからレヴァークーゼンに加入。中盤の底の位置で攻守にわたってチームを牽引し、2023-24シーズンでのレヴァークーゼンの国内二冠の原動力となった。

その存在はもはやレヴァークーゼンにとって必要不可欠であり、現指揮官のエリック・テン・ハフ監督も「彼の移籍はチームの構造や文化を損なう」と現地メディアの取材に対してコメントして移籍に断固反対する姿勢を示していた。

しかし、今回サンダーランドからレヴァークーゼンにとってもジャカ個人にとっても破格とも言えるオファーが届いたことで状況は一変。シモン・ロルフェスSD(スポーツディレクター)も28日に、「今週中に決定が下されるだろう。グラニトは、どういう条件であれば移籍が可能であるかを知っている。もしも今週何も起きなければ、彼は残留する」と語り、近日中にジャカの去就について動きがあることを認めていた。

どうやらヨナタン・ター、ジェレミー・フリンポン、そしてフロリアン・ヴィルツに続いてジャカもチームを離れることが濃厚になりつつあるようだ。

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