去就が注目されているヴェルナー photo/Getty Images
既にクラブ間交渉開始
ボルシアMGは今夏の移籍市場でホルシュタイン・キールから日本代表FW町野修斗を獲得したが、彼らの補強はこれで終わりではなく、さらに元ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得もめざしているようだ。
ドイツ紙『Bild』によれば、ボルシアMGは既にライプツィヒとヴェルナーの移籍をめぐるクラブ間交渉を開始し、話し合いを重ねているという。
ヴェルナーはライプツィヒで頭角を現し、ブンデスリーガではこれまで257試合に出場して102ゴールをマーク。抜群のスピードを武器にゴールを量産し、得点王にも輝いた。
しかし、2020年6月にチェルシーに移籍して以降、そのキャリアは下降線を辿っている。チェルシーで出場機会に恵まれず、その後に復帰したライプツィヒでもレギュラーポジションを失ったヴェルナーは、昨年1月にトッテナムに期限付き移籍で加入。しかしここでもパフォーマンスは上向かず、トッテナムが契約で付与されていた買い取りオプションを行使しなかったことから昨シーズン終了後にライプツィヒに再び復帰を果たしていた。
ライプツィヒも新チームの構想にヴェルナーを加えておらず、オファーがあれば移籍を容認する方針であるという。仮にボルシアMGへの移籍が実現した場合、ヴェルナーは町野にとって2列目やサイドのポジション争いでの強力なライバルとなるだろう。