マンUを引っ張るB・フェルナンデス photo/Getty Images
ポジションを動かし続けるのは得策ではないか
現在のマンチェスター・ユナイテッドを引っ張るのは、間違いなくMFブルーノ・フェルナンデスだ。チーム状況が苦しい中、昨季もブルーノは走り続けてきた。
そのリーダーシップや献身性、攻撃時の展開力などはサポーターの誰もが認めるところだが、ポジションを動かし続けるのも問題だ。マンUは先日プレシーズンマッチでウェストハムに2-1で勝利しているが、新シーズンにブルーノをシャドーとして使っていくのか、それとも中盤の底で使うのかは悩ましい。
『ESPN』によると、指揮官ルベン・アモリムはブルーノについてボールを待つことも必要だと語っている。
「彼でも全てのポジションをこなすのは不可能だからね。昨季はポゼッションを高める際に彼を自陣深い位置へ戻したこともあったが、その際には相手ペナルティエリアでの影響力が落ちると感じていた。彼は模範的な選手だし、本当にハードワークしてくれる。しかしチームメイトを助けたいあまり、その動きが最善でない時がある。ブルーノはさまざまな状況でボールを待つことも必要だ」
ブルーノは運動量も多い選手だが、何でもこなそうとすることでチームバランスが乱れることもある。特にシャドーの場合は前線でボールを待つことも必要となり、このあたりはアモリムも起用法に悩むことになるかもしれない。