ドルトムントがジェイドン・サンチョの獲得を再び検討　2度目の古巣復帰なるか
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チェルシーでのジェイドン・サンチョ　photo/Getty Images

ユナイテッドでは構想外

ジェイミー・バイノー・ギッテンスがチェルシーに移籍したのに続いてジュリアン・デュランヴィルも肩の怪我で長期離脱となり、ボルシア・ドルトムントでは彼らに代わる新たなサイドアタッカーの補強が急務となっている。

こうした中、ドイツ紙『Bild』によれば、同クラブの内部ではマンチェスター・ユナイテッドのジェイドン・サンチョの再獲得が選択肢として議論されているという。

同選手をめぐってはユヴェントスも獲得に興味を示している。

2021年8月にドルトムントからユナイテッドに移籍したサンチョは、その後の約2年半で公式戦82試合に出場して12ゴール6アシストを記録したが、エリック・テン・ハフ前監督との関係悪化によって構想外となり、2024年1月にドルトムントに期限付き移籍で復帰していた。

その後、2023-24シーズン終了後にユナイテッドに復帰し、昨年夏に今度はチェルシーに期限付き移籍。こちらの契約には買い取りオプションが付与されていたがチェルシーはこれを行使せず、昨シーズン終了後にユナイテッドへの復帰が決まっていた。

ユナイテッドの現指揮官であるルベン・アモリム監督もサンチョを新シーズンに向けたチーム構想に含めていないとされ、同選手は今夏の放出が有力視されていて、2000万ユーロ（約34億円）程度のオファーがあれば交渉に応じる方針であるという。

ドルトムントはギッテンスをチェルシーに売却して得た巨額の移籍金が手元にあるため、サンチョの再獲得は十分に可能だ。ただし、同クラブの首脳陣の間では既に25歳になって今後の伸びしろがあまり期待できないサンチョよりも若手選手を獲得すべき、或いはニコ・コバチ監督のもと3バックシステムを採用している現チームではサンチョにとって最適なポジションがないといった反対意見も存在しているとも『Bild』は伝えている。

現状ではあくまでも検討の段階のようだ。

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