ギェケレシュが語る“アーセナル14番”の重みと決意　「歴史は知ってる。迷わずにそれを選んだ」
画像（1枚）

ギェケレシュが語る“アーセナル14番”の重みと決意　「歴史は...の画像はこちら >>

アーセナル移籍を果たしたギェケレシュ Photo/Getty Images

アルテタも賞賛

アーセナル移籍が決まったスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ。背番号は「14」を背負うことになった。



14番といえば、アーセナルでは特別な意味をもつ番号だ。かつてティエリ・アンリが着用した番号で、アンリはアーセナルの歴代最多得点者である。試合を決めるストライカーの番号なのだ。

ギェケレシュはこの番号を背負うことについて語っている。

「もちろん歴史は知っている。空いている番号はそれほど多くなかった。14番があると知って、迷わずにそれを選ぶことができたよ」

もちろんアンリとの比較は避けられない。しかし、ギェケレシュは自分の道を切り開くだけだと語っている。

「自分のやりたいことをやって、自分の力を発揮するだけだ。もちろん彼は素晴らしい選手だったが、僕は彼ではない」

指揮官ミケル・アルテタも、ギェケレシュが迷わず14番を背負うことを決めたことに賞賛の気持ちを表明している。

「彼はクラブの歴史をよく知っていた。非常に決断力のある人物で、すぐにクラブに強い愛着を持ってくれた。
クラブについて、この場合はティエリ（・アンリ）の歴史についてだが、そしてあのユニフォームが何を象徴しているかについて語る彼の言葉からそれが伝わってきたよ。私もそう感じた。感じたなら、ぜひ挑戦してみてほしいんだ」

一般的なエースナンバーである「10」も空き番号となっているが、迷わずに「14」を選んだというギェケレシュ。「14」を継承してきたセオ・ウォルコットやピエール・エメリク・オバメヤン、エディ・エンケティアはアンリを超えるほどのインパクトを残すことはできなかったが、ギェケレシュはアンリの実績に迫ることができるだろうか。


編集部おすすめ