ユナイテッドのホイルンド photo/Getty Images
市場の動きは加速
マンチェスター・ユナイテッドのラスムス・ホイルンドが、プレシーズンマッチで存在感を示した。シカゴで行われたボーンマス戦では先制ゴールを奪い、さらにアマドのゴールに絡むなど好調をアピールしたが、ユナイテッドがRBライプツィヒのベンジャミン・シェシュコ獲得に動いていることが明らかとなっている。
ユナイテッドは、シェシュコの他にもこの夏、リアム・デラップやオリー・ワトキンスら複数のストライカーに関心を示してきた。アタランタからホイルンドを約7200万ポンドで獲得したものの、昨季のプレミアリーグではわずか4得点に終わった。
そんな中、ルベン・アモリム監督は試合後、「ラスムスには満足している。彼はチームの中で非常に良いプレイをしているし、攻撃の起点となっている」と評価した一方で「移籍市場が閉まるまでに何が起こるかは分からない」と含みも残した。
ユナイテッドは今夏のプレミアリーグ・サマーシリーズで連勝中。シカゴではパトリック・ドルグと途中出場の19歳イーサン・ウィリアムズもシニア初ゴールを挙げ、アモリム監督は「昨季課題だったアグレッシブさとボール保持が改善されている。選手たちはよく反応しているし、同じメンバーでも別のチームのように見える」と手応えを語った。
ユナイテッドは今週末のエヴァートン戦でツアーを締めくくる予定だが、ストライカーの補強と既存戦力の序列は最後まで注目されることになりそうだ。