御年76歳。現在は6部リーグでアドバイザー ニール・ウォーノ...の画像はこちら >>

76歳のウォーノック photo/Getty Images

45年のキャリアで誰を評価する

2022年に監督業からの引退を発表するも、古巣であるハダースフィールド・タウンからのオファーを受け、監督業を継続したニール・ウォーノック。現時点で76歳の高齢だが、現在はイングランドの6部相当のリーグに所属するトーキー・ユナイテッドの非常勤アドバイザーとして同クラブに貢献している。


そんなウォーノックに対し、『TheGuardian』はインタビューを実施。45年間にも上る監督キャリアを振り返った。

その中でこれまで対戦した監督トップ3を尋ねられ、以下のコメントを残している。

「1位はペップ(・グアルディオラ)、2位はアーセン・ヴェンゲル。彼は(ヴェンゲル)サッカーの概念を根底から変えたからね」

「彼は私を好きで、尊敬してくれていた。ヴェンゲルは試合後に監督をオフィスに招くことは決して好きではないといわれていたが、私のことはいつも招待してくれた。ある時は子どもたちをつれて、彼のオフィスで写真を撮ったこともあった」

3位はというと、元マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン氏のようだ。ただ、「彼についてはあまり話したくない。良いことは何もないからね」と口を閉ざしている。

ヴェンゲル氏、そしてファーガソン氏を退けてウォーノックの監督ランキングでトップとなったペップ監督については高く評価しているようで、難しいシーズンとなった昨季を終えて新シーズンでは大きな期待を寄せている。

「昨シーズン終盤のシティの失点を見れば、彼がどれだけ我慢しているのかがわかった。それは戦術的なミスではなかったんだ。
単なる(技術的な)ミスだった」

「今シーズン(25-26)の彼らの動向は興味深い。リヴァプールは莫大な資金を投入し、アーセナルも同様だ。私が知る中でペップは最高の監督であり、来季はそれが再び証明されることになるだろう」

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