PSGのゴールを守ってきたドンナルンマ photo/Getty Images
昨季全体のパフォーマンスをどう評価するか
昨季のチャンピオンズリーグを制したパリ・サンジェルマンでは、守護神ジャンルイジ・ドンナルンマの貢献も目立っていた。シュートストップの技術は一級品であり、PKにも強い。
しかし、現在はマンチェスター・ユナイテッドと交渉中とも言われる。PSGは代わりにリールGKリュカ・シュヴァリエ(23)の獲得を検討しているようだが、なぜPSGはドンナルンマ残留にこだわらないのか。
ドンナルンマが優秀なGKであることは確かだが、『Football Transfers』は昨季もCLの大一番ではビッグセーブを見せたものの、国内リーグを含めた全体的のパフォーマンスは平凡だったと厳しい指摘をしている。
失点数はGKだけの責任ではないが、昨季のPSGは国内リーグで35失点を喫している。リーグで圧倒的な力を備えていることを考えると、決して優秀とは言えない失点数か。
またドンナルンマは足下の技術や、クロスボール対応には疑問があると言われてきた。同メディアは長期的には23歳のシュヴァリエの方が価値が高いかもしれないと分析していて、指揮官ルイス・エンリケのサッカーにドンナルンマは絶対必要な存在とまでは言えないのかもしれない。