楽天が再びバルセロナのパートナーに? スペイン紙報じるの画像はこちら >>

ラポルタ氏と三木谷氏 Photo/Getty Images

日本ツアーの成功に貢献した三木谷氏

プレシーズンのアジアツアーを行っているスペイン王者バルセロナ。しかしサッカーファンはご存知のとおり、一時はバルセロナの来日は取りやめとなるところだった。

プロモーターである韓国のD-Drive社は、神戸との試合を提案した日本のヤスダグループから一切の送金を受けていないと主張。詐欺行為であるとし、バルセロナも来日を中止すると公式に発表していた。この時点でチケットはほぼ完売しており、大きな騒動となった。

この騒動を収めたのが楽天の三木谷浩史会長だ。三木谷氏は9億円近い未払金を肩代わりする形で事態を収めたと伝えられる。「試合のチケット販売を担当していた楽天グループが、主催側ではないにもかかわらず、サッカー界のイメージ悪化を防ぐために未払金を肩代わりし、状況が一歩前進した」と『SPORT』は伝えている。神戸との試合は無事開催される運びとなり、ファンはほっと胸をなでおろしたことだろう。

韓国訪問を記念したレセプションにおいてバルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、三木谷氏に感謝のメッセージを伝え、再びパートナー関係となることを示唆する発言をしている。

「彼らは興味を示してくれました。三木谷氏は我々が日本ツアーを行うのに大きく貢献してくれました。彼とは良いパートナーになれると思っています」

バルセロナの胸スポンサーとなっていたこともある楽天。『MUNDODEPORTIVO』は、当時のような契約である必要はないが、再び楽天がバルセロナと関連するブランドになることに興味を持っていると伝えている。


日本のバルセロナファンに今回の行動を賞賛された三木谷氏。2022年までパートナーシップ契約を結んでいたバルセロナと楽天だが、再び関係性を築くことはあるのだろうか。

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