昨季2部エールステディヴィジを優勝し昇格したフォレンダム Photo/Getty Images
17日のAZ戦に間に合うか
オランダ1部リーグ、エールディヴィジは開幕し、フォルトゥナとゴーアヘッド・イーグルスの第1節の試合が先立って行われた。試合はゴーアヘッド・イーグルスが退場者を出したものの、2-2のドローで決着した。
しかしこのタイミングで、危機に陥っているクラブがある。フォレンダムは昨季昇格し1部リーグを戦うが、ピッチが1m短いとオランダサッカー協会(KNVB)に指摘され、暫定的に使用を却下されたという。
これは今夏、人工芝から天然芝への張り替えを行なったためとみられている。今季から、KNVBはエールディヴィジの試合を天然芝でのみ許可することになった。人工芝ピッチしか持っていなかったフォレンダムは急遽張り替えを行なっていたのだが、エンドラインから反対側のエンドラインまで105mの予定が、KNVBの測定では104mしかなかった。『NOS』によれば、クラブは張り替えを行なった業者を非難しているという。開幕直前に、まさかの危機に見舞われることになった。
不幸中の幸いか、開幕節のヘーレンフェーン戦はアウェイゲームであり、ホームスタジアムを使うことはない。芝の播種はすでにかなり進んでおり、両エンドライン沿いに50センチの芝を追加で敷くという。
ホームゲームとなるのは17日のAZ戦だが、クラブは間に合うとみているという。ホームスタジアムは現在も工事中となっている。