去就が注目されるグエイ photo/Getty Images
4000万ポンドを要求
クリスタル・パレスの会長であるスティーブ・パリッシュ氏は今夏、イングランド代表DFマーク・グエイを売却する可能性を示唆した。英『BBC』が報じている。
2021年夏にチェルシーからパレスにやってきた同選手はチームのディフェンスラインを支える1人だが、現行契約が残り1年を迎えた今夏の移籍が噂されており、様々なクラブとの関係が報じられてきた。
現在はリヴァプールが獲得に熱心だと考えられているが、同クラブのパリッシュ会長は渋々売却に応じなければならない可能性があると語った。
「もしいいオファーが来たら、もちろん、そうしなくてはならない。あのレベルの選手がフリーで退団するのは残念ながら我々にとって問題だ。ヨアキム(アンデルセン)が(昨夏フラムへ)移籍したので、両者を失うわけにはいかなかった」
「その後、1月に(グエイについて)別のオファーがあったが、そのときは状況が違った。どうなるか様子を見ましょう。しかし、新しい契約か何らかの結論が必要なのは確かだ」
同選手との新契約の可能性も残したパリッシュ会長だが、グエイ自身がリヴァプール行きを望んでいるという噂もあり、今夏または来夏の移籍が有力視されている。
パレスは4000万ポンドの移籍金を要求しているようだが、同メディアは来夏フリーで獲得できるグエイにリヴァプールがどこまで出すかは不明で、要求額より低い金額を望んでいると同メディアは主張している。
フリーでの退団を避けるために今夏の売却か、新契約締結を目指すパレスだが、グエイの去就はいかに。