バイエルンでプレイするキム・ミンジェ photo/Getty Images
ターの加入で変わる序列
レヴァークーゼンを離れたDFヨナタン・ターを加えたバイエルン。これで立場が厳しくなったのが韓国代表DFキム・ミンジェだ。
キム・ミンジェは2023年にナポリから加わったが、バイエルンでの評価は今ひとつだった。これまではダヨ・ウパメカノとセンターバックのコンビを組んでいたが、今季はターとウパメカノの組み合わせが1番手となるだろう。
独『Sport1』はキム・ミンジェがチームの構想から外れていると伝え、バイエルンでの時間が終わりに近づいていると見ている。
「彼はもう必要とされていない。キム・ミンジェのバイエルンでの時間は終わりに近づいているようだ。新加入のターが守備陣のリーダーとなる見込みで、ウパメカノも同じくだ。クラブ側はウパメカノを2026年以降も残留させるべく懸命に取り組んでいる。クラブはターとウパメカノのCBコンビをメインに考えていて、負傷中の伊藤洋輝、ヨシプ・スタニシッチもCBに入れる。これでキムは不要となる。クラブ側は、キムがいなくてもCBの頭数は揃っているとの考えだ」
「バイエルンは2年前にキムの獲得に5000万ユーロを投じている。バイエルンはキムのパフォーマンスが悪かったとまでは考えていないが、移籍金額を考えればもう少しやってくれると期待していたはずだ。年俸も、ベンチウォーマーとするには高額すぎる。
移籍金5000万ユーロに見合うパフォーマンスではなかっただろうか。時折失点に直結するミスを犯してしまうところもあり、それが印象を悪くしてしまった。