リヴァプール撃破に繋がった爆発的スピード&運動量 絶賛される...の画像はこちら >>

クリスタル・パレスのコミュニティ・シールド制覇に貢献したサール photo/Getty Images

現代サッカーに適した快速アタッカー

昨季のFA杯制覇に続き、10日にはコミュニティ・シールドでリヴァプールをも撃破してトロフィーを掲げたクリスタル・パレス。

この2つのタイトル獲得に欠かせなかったのがFWイスマイラ・サールだ。



昨夏にマルセイユから加わったサールは、昨季クリスタル・パレスの主力としてプレミアリーグ全38試合に出場し、8ゴール6アシストを記録。さらにFA杯では準決勝のアストン・ヴィラ戦で2ゴール1アシスト、今回のリヴァプール戦では前半にPKを獲得し、後半には貴重な同点ゴールを決めてみせた。

英『Independent』もサールの貢献度を絶賛していて、爆発的なスピードを備えるサールのような選手は強豪と対戦するうえで重要な存在となる。

「高強度スプリントがますます重視される現代サッカーにおいて、サールはまさにその理想型と言えるFWだろう。スピードがあり、ダイレクトにプレイできることに加えて体も強い。タックル、ドリブル、フィニッシュ、100分走り続ける運動量があるのだ。それは昨季の戦いでも証明されていて、昨季のサールは47試合に出場。欠場したのは風邪を原因とした1試合だけだ。リヴァプール戦直後もチームメイトが疲労する中、サールは満面の笑みを浮かべながら足を動かし続けていた。誰よりも最後にピッチを去っていて、最後まで走り続けていたのだ」」

指揮官オリヴァー・グラスナーも「どのクラブでも彼はゴールを決められることを証明してきた」と称賛しているが、サールはもっと高く評価されるべきアタッカーと言えそうだ。



編集部おすすめ