リヴァプールでプレミア制覇を経験した遠藤 photo/Getty Images
指揮官も信頼
今夏、多額の資金を投じた大型補強が続くリヴァプールだが、日本代表MF遠藤航は移籍の噂をよそにクラブに残留することが確実となった。ドイツのフランクフルトをはじめ複数クラブからの関心が伝えられていたが、32歳の遠藤はマージーサイドに落ち着いており、新たなシーズンも主に控え選手として過ごす見通しである。
指揮官のアルネ・スロット監督も遠藤の残留を望んでおり、その理由の一つに中盤だけでなく守備もこなせる器用さを評価している。柔軟なポジション対応力がチームの戦術に貢献しているのは明らかである。
遠藤は先日のコミュニティ・シールド決勝クリスタル・パレス戦でも途中出場し、ウェンブリーでのPK戦での敗戦の中で19分間プレイした。試合終盤の重要な場面での起用からも信頼の高さがうかがえる。
今後もリヴァプールの一員として、チームの多様な戦術に欠かせない存在として役割を果たすことが期待されている。