アーセナルの指揮官アルテタ photo/Getty Images
トニー・アダムス氏はライスを推していた
アーセナルの指揮官ミケル・アルテタは話題を呼んでいるトニー・アダムス氏の主張に反論した。英『METRO』が報じている。
約22年間アーセナル一筋でプレイしたレジェンドであり、「ミスター・アーセナル」と呼ばれるトニー・アダムス氏は、アルテタは今シーズンキャプテンを変更する必要があると主張し、マルティン・ウーデゴーからデクラン・ライスに変えるべきだと語っていた。
同氏は「ウーデゴーをキャプテンにしたままではリーグ優勝は無理だ」とまで言い切り、イングランド代表MFをキャプテンに推していたが、アルテタは変わらずウーデゴーはキャプテンに相応しいと考えており、チームメイトたちも同じ意見だと反論した。
「私の意見は明確であり、それはスタッフや選手全員の意見と同じだ。 昨日、キャプテンを投票で選ぶよう選手たちに依頼したところ、全員がマルティン・ウーデゴーを選んだ。これは、チームが自分たちに改善の余地があると感じていることを示す、最も明確な表れだと思う」
また元アーセナルの守護神であり、元イングランド代表GKデビッド・シーマン氏もアルテタと同じ意見なようで、英『TalkSPORT』にて次のように語った。
「そうだね、デクランは良いキャプテンになるだろうが、ウーデゴーがキャプテンなので、私としては変更する必要はないと思う。私が思うに、そういう変更を始めたらチームに動揺を与えてしまうと思う。まず第一に、私は嬉しくない」
「デクランはすでにピッチ上でキャプテンとしての役割を担っている。私がプレイしていた頃は、ピッチ上にキャプテンが8人くらいいたよ。私にとっては大した違いはない。ウーデゴーがピッチ外ではどのような人物か知っている。彼はクラブキャプテンとして素晴らしい仕事をしている。
アーセナルの開幕戦は日本時間の18日深夜0時30分キックオフだ。いきなりアウェイでのマンチェスター・ユナイテッド戦となるが、今シーズンこそリーグタイトルを狙うアルテタ・アーセナルは白星スタートを飾れるか。