アーセナルのエース格であるサカ Photo/Getty Images
開幕戦で苦戦したサカ
アーセナルはプレミアリーグ開幕節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。アウェイで1-0と勝利を収めた。
勝ち点3は良い結果といえるが、チームのパフォーマンスは決して芳しいものではなかった。期待のFWヴィクトル・ギェケレシュはシュートを1本も打たずに終わり、デクラン・ライスは流れの中から効果的に攻撃に絡むことができなかった。
右サイドのブカヨ・サカの出来も良いものではなかった。データサイト『Whoscored.com』によれば、サカはこの試合で8回のドリブル突破を試みたが、そのうち3回しか成功しておらず、成功率は38%にとどまっている。チャンスの場面でルーク・ショーに完全に読まれてしまったシーンもあった。
QPRやマンUでプレイしたポール・パーカー氏は、『7 bet Football Betting』にて、サカは違う視点を持つことが必要だと語っている。
「サカについて言えば、試合の中で違う視点を持つ必要があると思う。いつも同じだ。彼には圧倒的なスピードはない。抜くコツがあるのか? いや、彼は常に飛び込んでくる相手を探しているんだよ」
「もし彼のランニングが止められれば、私に言わせれば他に何も残らない。彼はいつも、気を抜いて戻ってクロスを上げるだけだ。でも、その(改善の)ためにはペナルティエリアに走り込むミッドフィルダーが必要だね」
サカは昨季の負傷から復帰して以来あまり目立った戦果をあげておらず、昨季を含めた直近10試合ではわずか1得点しか挙げていない。