NPB、MLBを通じて18年目の田中 (写真:本人インスタグラムより)
今季2勝目
巨人の田中将大が21日、神宮球場で行われたヤクルト戦に今季6度目の先発登板。5回81球を投げ3安打4奪三振1失点で今季2勝目を挙げた。
田中は初回を3者凡退で終え、上々の立ち上がりを見せると3回まで2安打無失点。4回に2死からオスナにソロ本塁打を浴びたが、その1失点のみで5回を投げ勝利投手の権利を得て降板した。
巨人打線は2回までに8安打の猛攻を仕掛け、6点の大量援護。9回にも追加点をあげると、リリーフ陣も無失点で締め快勝した。
田中は4月3日の中日戦で巨人加入後、初登板初勝利を挙げて以来、実に140日ぶりとなる勝利となった。試合後には「チームが苦しい状況が続いているので、先発としてアウトを1つでも多く取りたい気持ちで投げました」と語ると、大量援護を得たことで「自分自身、非常に楽になったので、とにかく失点しても最少失点に抑えよう、大胆にいこうという気持ちでいけました」と好投の要因を述べた。
140日ぶりの勝利に関しては「もうとにかくうれしいです。ここまでなかなか、2軍での暮らしも長かった。応援してくださる方々の期待にも応えたいなと思っていたので、なんとか1つ勝つことができてよかったです」と心境を明かした。