レンジャーズ、宿敵セルティックとは対照的なスタートに…… 開...の画像はこちら >>

レンジャーズの指揮官マーティン photo/Getty Images

現在は7位

スコットランドの名門レンジャーズの指揮官ラッセル・マーティンへのプレッシャーは早くも高まっているようだ。

現在セルティックに4連覇を許すなど国内の覇権を握られているレンジャーズは、今夏元サウサンプトン指揮官ラッセル・マーティンを招聘し、王者奪還を目指しているが、ここまではいいスタートを切れていない。



ここまでスコティッシュ・プレミアシップは3試合を終えたが、レンジャーズは3分とまだ1勝も挙げられていない。宿敵セルティックは唯一の開幕3連勝で首位を走っているのに対し、マーティンのチームは7位に沈んでいる。

そんななか、英『BBC』はレンジャーズのここまでの出来に厳しい視線を送っている。

「3試合で3引き分け、順位は7位、差を縮めるべきチームにすでに6ポイント差をつけられている。リーグ戦での最悪のスタートは36年ぶりだ。マーティンの話を聞く限り、そうは思えない。少なくとも外見上は、自分の能力に対する自信はまったく揺らいでいないようだ」

「セント・ミレンとの1-1の引き分けの後、何についても謝罪はなく、選手たちが反応していないという発言ばかりだった。マーティンは、アイブロックスを離れることを考えている一部の選手たちについても厳しい言葉で語った。先週、移籍のオファーがあった有望なストライカー、ハムザ・イガマネは、試合開始から1時間後に交代を命じられたところ、怪我を理由にプレイを拒否したそうだ」

「真実であろうと嘘であろうと、それはレンジャーズが抱える問題の大きさが浮き彫りになった。マーティンは、スタートの悪さ、エネルギーと勇気の不足、緊張と自信喪失について語った。これらは、レンジャーズが長い間抱えてきた問題だ。彼はそれらを解決するために招聘されたのだが、その道のりは遠い状況だ」

同メディアはさらに「レンジャーズのチームにおけるリーダーシップの欠如は、成績の低迷とともにますます顕著になってきており、マーティンからの指導力の欠如が大きな問題となっている」とも伝えている。


今週末には宿敵セルティックとの大一番も控えているが、マーティンはレンジャーズを立て直せるか。

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