ニューカッスルのイサク photo/Getty Images
移籍市場はまもなく閉まる
今夏の移籍市場で大きな話題となっているニューカッスルのアレクサンデル・イサクの去就。リヴァプールが継続して関心を示しているが、ニューカッスルは放出を拒否しており、両者が声明を出す事態にまで発展した。
イサクはトップチームのトレーニングに参加しておらず、プレミアリーグ第2節リヴァプール戦も欠場するとみられている。
『Liverpool Echo』ではチェルシーとアーセナル、そしてトッテナムとロンドンの3クラブに在籍した経験を持つウィリアム・ギャラス氏がイサクの移籍騒動に対し、持論を展開した。
「イサクのこの件に対する動きは、周囲からの悪いアドバイスをそのまま聞き入れてしまったのだろう」
「ただ、彼だけを責めるつもりはない。ニューカッスルも現状起きていることに対する責任を負わなければならない。クラブがここまで取ってきたアプローチに、私は賛同できない」
「彼はここ数年間ニューカッスルにすべてを捧げてきた。こういった状況で放出を認めなければならないこともある。巨額オファーが来た時に、彼の人生をこれほど苦しめるのは不公平だと思う」
「ニューカッスルはこれからの対処に慎重になる必要がある。リヴァプールとの交渉で法外な金額を要求すれば、彼らは撤退する可能性がある。そうなれば選手は宙ぶらりんとなり、ニューカッスルは1月により少ない金額でのオファーを受け入れざるを得なくなるし、シーズン前半は彼を起用できない。そうなれば弱体化は避けられない。最終的にはニューカッスルがイサクを手放すべきだ」