チェルシーのニコラス・ジャクソン photo/Getty Images
24歳のセネガル人FW
シュツットガルトのニック・ヴォルテマーデの獲得に失敗したことで、バイエルン・ミュンヘンはチェルシーのニコラス・ジャクソンにターゲットを変更したようだ。
ドイツ紙『Bild』によれば、バイエルンとジャクソンとの間では移籍について合意に達していて、今後チェルシーとのクラブ間交渉で移籍の条件に関する細部を詰めていくことになるという。
ヴォルテマーデ獲得に向けた雲行きが怪しくなってきていた今月初め頃からクリストファー・エンクンクとともにジャクソンの名前が獲得候補として浮上していたものの、22日(現地時間)に行われたライプツィヒとのブンデスリーガ開幕戦の前に現地メディアの取材に応じたマックス・エバール取締役は、「彼の名前は我々のリストにはない」とコメントして移籍の可能性を否定していた。しかし実際には水面下で獲得に向けた動きを着々と進めていたようだ。
まだ24歳と若く、抜群のスピードだけでなく最前線でもサイドでもプレイできる器用さも持ち合わせているジャクソンだが、既に開幕したプレミアリーグでは開幕戦、第2節ともに登録メンバー外。エンツォ・マレスカ監督が指揮を執るチームで居場所を失いつつある。