セルティックでプレイする前田 photo/Getty Images
カザフスタンの地でカイラトと対戦
昨季はチャンピオンズリーグでベスト32まで進み、バイエルン相手にも好勝負を展開したセルティック。重要なのは継続することだが、早くも今季は正念場を迎えている。
セルティックはプレイオフラウンドからの戦いだが、先日行われたカイラト(カザフスタン)とのプレイオフ1stレグはホームでスコアレスドローで終えてしまった。26日には敵地での2ndレグに臨むことになるが、この戦いは絶対に落とせない。
その一戦を前に英『Daily Mail』がキーマンに挙げたのが日本代表FW前田大然だ。今季の前田は15日に行われたスコティッシュ・リーグ杯・2回戦のフォルカーク戦で得点を記録しているが、まだコンディションは100%の状態に達していないとされる。
23日に行われた国内リーグ第3節のリビングストン戦は途中出場となっていたが、同メディアは26日のカイラト戦に照準を合わせたものだとスタメン起用を信じている。ここまでは左ウイングでプレイする機会が目立っていたが、同メディアがカイラト戦で期待されているのがセンターフォワード起用だ。
「ロジャーズ(監督)は昨季の欧州ビッグゲームで使っていた戦術に立ち返るべきだ。つまり、前田をセンターに据えるということだ。左サイドは彼のベストポジションかもしれないが、カザフスタンの地で全てが懸かっている今、他に良い選択肢があるだろうか。アイダもいるが、古橋の退団以降センターフォワードのポジションを掴めていない。重要なゲームでは前田の方が頼りになる選手だ。新加入の山田新もリビングストン戦で悪くないプレイを見せたが、重要となるゲームでの起用に値するほどの活躍ではなかった」
「前田がセンターフォワードとしてバイエルンを苦しめることが出来たならば、カザフスタン王者相手でも同じことをするのは可能なはずだ。
前田の得点力が昨季大幅に伸びたことを考えても、センターフォワードが現状のベストポジションと言えるか。カイラト戦に勝って上のラウンドへ進むことは絶対のミッションだ。