「歴史は嘘をつかない」「彼らは我々の得意な相手だ」対戦成績は...の画像はこちら >>

東京五輪では3位決定戦で敗れ、惜しくもメダルを逃した photo/Getty images

五輪世代も含め苦手とする相手

アメリカ遠征中の日本代表は、現地時間6日にメキシコ代表と対戦する。来年のワールドカップまで1年を切った中、開催国であり、過去に日本代表の監督も務めたハビエル・アギーレ監督が率いるメキシコ代表との試合は非常に貴重なものとなるだろう。



そんなメキシコとの一戦だが、過去の対戦成績からして相性は良くない。これまで6試合対戦し1勝5敗と大きく負け越しており、1996年5月に行われたキリンカップの試合(3−2)が唯一の勝利で、以降は5連敗と勝てていない。また両者は五輪世代でも何度か対戦しており、2勝2敗の成績だ。直近では2021年東京五輪で対戦しており、グループステージでは2−1で勝利したが、銅メダルを賭けた3位決定戦では3−1で敗れた。五輪世代の成績も含めると、日本から見て3勝7敗と相性は悪いため、特に公式大会では当たりたくない印象の方が強いだろう。

これらの対戦成績を踏まえ、『AS』のメキシコ版は「歴史は嘘をつかない、日本に対するメキシコの圧倒的な強さ」と題し、「1968年のオリンピックで初めて対戦して以来、日本はメキシコ代表にわずか3試合しか勝てていない」と紹介。また『ESTO』も、「彼らは我々の得意な相手だ。メキシコは親善試合や公式戦で日本代表と対戦すると、非常に良い成績を収められる」と前置きし、「1996年の初戦では日本が3-2で勝利し、皆を驚かせたが、それ以降はメキシコが圧倒的な強さを見せている。これらの結果は、世界トップクラスのアジア勢と対戦するたびに、いかに優位性を維持してきたかを物語っている」と日本相手に相性が良いことを伝えた。

今回で7度目の顔合わせとなった両チーム。今回対戦する森保ジャパンについては、「日本は連敗を止め、アジア大陸で最も競争力のあるチームの一つである理由を証明しようと意気込んでいる。ヨーロッパでプレイする若い世代が、日本代表のレベルアップを目指している」と伝えていた。

編集部おすすめ