ドイツ代表の主将キミッヒ photo/Getty Images
堅守崩せず完封負け
4日(現地時間)、ドイツ代表はワールドカップ欧州予選でスロバキアと対戦し、0-2で敗れた。
試合は序盤からドイツがスロバキア陣内でボールを保持する展開となり、ボール支配率は20分過ぎには早くも70%に到達した。
その後、攻勢をさらに強めたドイツだったが結局最後までゴールを奪うことができず0-2で完封負けを喫した。ドイツがワールドカップ予選のアウェイゲームで敗れたのは史上初であり、同国にとって屈辱的な敗戦となった。
試合後に現地メディアの取材に応じた主将のヨシュア・キミッヒは、「システムや戦術について話す必要はない。この結果の原因は心構えだ。そしてそれは、ここ最近僕らが抱えている問題でもある」とコメント。チーム全体が精神的な部分で戦う準備ができていなかったと指摘し、さらに以下のように続けた。
「僕らが互いに声を掛け合い、助け合うことができるかが問われている。互いに刺激し合うことができていれば、この結果が妥当なものであるとは思わない。今日の試合がとても酷いものであったことは全員が理解している」(ドイツ誌『Kicker』より)
「僕らは試合前にワールドカップの本大会についてたくさん話していた。でも僕らはまず予選を通過しないといけない。
ドイツの次のワールドカップ予選の試合は、7日に予定されている北アイルランド戦。勝つだけでなく、内容面でもスロバキア戦での敗北を払しょくするような高いパフォーマンスが求められることになるのは間違いないだろう。