もしイサクがまたストライキを決行したら? スロット監督の答え...の画像はこちら >>

リヴァプールのスロット監督 photo/Getty Images

英国史上最高額での獲得に

フロリアン・ヴィルツ、ウーゴ・エキティケに続く目玉補強としてリヴァプールにやってきたアレクサンデル・イサク。『Sky Sports』によると、移籍金は1億2500万ポンド、プレミアリーグでの史上最高額での獲得となった。



そんなイサクだが、リヴァプールへの移籍は市場閉幕ギリギリとなった。ニューカッスルは最後まで放出に抵抗しており、交渉がまとまらなかったからだ。

そもそもニューカッスルは今夏イサクの放出を断固拒否していた。しかし、イサクがトレーニングをストライキ。プレシーズンマッチにも参加せず、ニューカッスルでプレイすることを拒否すると声明を出した。

ニューカッスルはイサクとの関係改善が難しいと判断したのか、終盤で代役となるニック・ヴォルテマーデ、ヨアネ・ウィッサの2人のCFを獲得。そこで再度リヴァプールがオファーを提示し、合意に至った。

このイサクの動きに対して多くの批判が寄せられている。現役時代にブラックバーンやアストン・ヴィラでプレイしたクリス・サットン氏は「卑劣。恥ずべき無礼な行為」だと厳しい言葉を投げかけた。

今回のストライキで移籍を勝ち取ったイサクだが、もしリヴァプールからの移籍を望む際には同様の動きをするのではないかと疑われることもあるだろう。実際に『Liverpool Echo』では記者がリヴァプールの指揮官であるアルネ・スロット監督に、イサクが移籍のためにストライキをする懸念はないのかと質問した。


「いいえ、まったく心配していない。我々のクラブでは選手のトレードも行っているので、そのようなことは必要ありません」

「選手が移籍を希望し、適切な金額を支払えるクラブが現れれば、クラブは長年放出する姿勢を示してきた。このクラブでストライキを起こす必要はない。むしろ逆効果になると思う」

「適切なクラブが適切な選手に適切な金額を支払うのなら、このクラブは必ず売却することを証明してきた。なぜなら、選手を獲得するには売却が必要だからだ。これは他のクラブとは異なる。全員が満足していれば、移籍は実現するのです」

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