シャツを脱いで決勝点をアピールしてしまったエキティケ Photo/Getty Images
決勝点を挙げたはよかったが
カラバオカップ3回戦、リヴァプールはサウサンプトンと対戦し2-1と勝利した。決勝点を挙げたのは後半から投入されたウーゴ・エキティケだ。
ロングボールに反応したフェデリコ・キエーザのお膳立てを受けてゴールに流し込んだエキティケ。しかし何を思ったか、ゴール後にユニフォームを脱ぐパフォーマンスを見せてしまい、2枚目のイエローカードを受けて退場してしまう。エキティケはすでに1枚のイエローカードを受けていたのだった。
これで週末のクリスタル・パレス戦にエキティケを起用できなくなってしまったアルネ・スロット監督。試合後、エキティケの愚行に不満と怒りをあらわにしている。
「不必要だって? その通りだ。そして愚かだった。本当に。最初の罰(イエローカード)はすでに不必要だったし、感情をコントロールしなければいけないのだから。プレミアリーグでプレイして、9番を背負っている選手なら、それがどれほど難しいかはわかっているよ。ディフェンダーはなんでもしてくる。シャツを引っ張ったり、少しでも押したりすればフリーキックを与えられる。
「それがイエローカードやレッドカードにつながるなら、それは愚かなことだ。最初のイエローカードもまさにその通りだった。無駄で、賢明でない。君は愚かだと言ったが、私もすぐにそれは愚かなことだと言ったよ」
興奮していたのかもしれないが、シャツを脱げばイエローカードをもらうのはわかりきっていることであり、最初のイエローがなかったとしてもやるべきではなかった。とはいえエキティケがゴールを重ねていることは確か。アレクサンデル・イサクもやってきた中、ゴールできているという点に関してエキティケは頼りになる存在といえるか。