サカも負傷が目立っている photo/Getty Images
プレミア制覇の目標へ大きな問題に
今季のアーセナルは開幕早々にFWブカヨ・サカがハムストリングを痛めて離脱することになり、その穴を新戦力のFWノニ・マドゥエケが上手く埋めていた。
21日に行われたマンチェスター・シティとの大一番でもマドゥエケの右からの仕掛けは印象的だったが、このゲームでマドゥエケはハーフタイムにベンチへ退いた。
マンC戦ではサカが途中から復帰したが、昨季からアーセナルはとにかく怪我が多い。特に前線では昨季途中にセンターフォワードが誰もいなくなるという緊急事態にも見舞われ、中盤を本職とするミケル・メリーノを最前線に置くしかない状態だった。
英『sky Sport』は昨年12月より前線の選手が負傷離脱するケースが12回もあったと注目。始まりは昨年12月からハムストリングの負傷で3月まで離脱することになったサカからで、今年1月にはFWガブリエウ・ジェズスが膝の負傷で離脱。これは現在まで長引いている。
さらに2月にはガブリエウ・マルティネッリがハムストリングで1ヶ月、カイ・ハフェルツがハムストリングで3ヶ月離脱。サカは4月に1度復帰したが、また軽度の故障で離脱。これも12回のうちの1回にカウントされている。
5月にはFWレアンドロ・トロサールが軽度なハムストリングの故障で1週間、8月には復帰したハフェルツが膝の故障で離脱、サカも8月からハムストリングの故障で1ヶ月離脱。そして最新のケースがマドゥエケだ。
今夏にエベレチ・エゼ、ヴィクトル・ギェケレシュを獲得するなど前線の層は厚くなっているが、これだけ負傷者が多いのは大問題だ。
プレミア制覇へ取りこぼしが許されない中、アタッカーの故障連発はあまりに痛い。昨年12月から続く故障の悪夢はいつ終わるだろうか。