バーンリー時代のシェルヴェイ Photo/Getty Images
中東での挑戦
元イングランド代表で、プレミアリーグで活躍したジョンジョ・シェルヴェイが、アラブ首長国連邦(UAE)の3部リーグに所属するアラビアン・ファルコンズに電撃移籍した。プレミアリーグでの実績を持つ同選手が、中東の下部リーグへフリーで移籍するという、この異例のキャリアチェンジは大きな驚きをもって伝えられている。
シェルヴェイは、チャールトンの下部組織出身で、2010年にリヴァプールに加入。スウォンジー・シティを経てニューカッスルで活躍し、2012年から2015年にかけてイングランド代表として6試合に出場した経験を持つ。昨シーズンはトルコでの2年間の海外挑戦を経て、バーンリーでプレイしていた。
シェルヴェイは早速、アラビアン・ファルコンズでのシーズン開幕戦に出場し、3-3の引き分けに貢献。クラブが公開した動画では、コーナーキックを蹴り込み、それがゴールにつながる場面が確認できる。さらに、シェルヴェイは背番号53を背負い、キャプテンマークを巻いている様子も見受けられ、チーム内で重要な役割を担っていることが窺える。
アラビアン・ファルコンズは若手育成に力を入れているクラブであり、シェルヴェイの加入は、経験豊富な指導者としての役割も期待されているようだ。同選手よりも4歳若いイングランド人監督ハリー・アゴンバーのもと、シェルヴェイがどのような影響をチームにもたらすのか、その中東での新たな挑戦に注目したい。