モナコと契約したポグバ photo/Getty Images
10月の代表マッチウィーク明けが1つのタイミングか
ドーピング検査で陽性反応が出たことから、18ヶ月間の出場停止処分を受けていたフランス代表MFポール・ポグバ。
その出場停止処分が明け、今夏にはASモナコと契約を結んだが、まだモナコでは出番がない。
元よりモナコのチアゴ・スクーロGDはポグバの準備について、7月のインタビューで「3ヶ月かかると考えている。ハイレベルな現代サッカーでは科学的な要素も強く、準備は容易ではない。モナコはリーグ・アンで最も激しい戦い方をするチームの1つであり、高いコンディションレベルが求められるスタイルで戦っているからね」と語っていて、コンディションの完成までに時間がかかることを承知済みでの獲得だった。
指揮官アディ・ヒュッターも「今は準備段階にある。彼には3ヶ月の猶予を与えていて、どんどんチームに慣れてきている。心身ともに良い状態だ」と語っていて、10月復帰を睨んできたのだろう。
10月には代表マッチウィークがあるが、同メディアはそれが明ける頃にポグバの出番がやってくるのではないかと見ている。ブランクが長すぎるだけに未知数なところも多いが、ユヴェントスやフランス代表でプレイしていた頃の才能は抜群だった。当時の感覚を取り戻せればフランス代表復帰も夢ではないが、またピッチに魔法をかけてくれるか。