良い立ち上がりを見せるドルトムント photo/Getty Images
10月にはライプツィヒ、バイエルンとの勝負
今季ドイツ・ブンデスリーガでは王者バイエルンが開幕から5戦全勝、22ゴール3失点と圧倒的なスタートを切っている。
早くもバイエルン独走の予感が漂うが、それに対抗できる数少ない勢力の1つであるドルトムントも見逃せない。
独『Bild』は「ブンデスリーガにてここ10年で最高のスタートを切ったドルトムントは、リーグで侮れない実力を持っていることを証明している」と注目しているが、大きいのが指揮官ニコ・コバチの存在だ。
ニコ・コバチは昨季途中からドルトムントの指揮官に就任し、短期間でチームをまとめ上げてきた。リーグ戦で最後に敗れたのは昨季の第26節ライプツィヒ戦で、そこから13試合連続で負けがないのだ。11勝2分と抜群の成績で、今のニコ・コバチ体制ならバイエルンのペースについていけそうな気配がある。
同メディアは今節のマインツ戦を含め、次節のライプツィヒ戦、その次のバイエルンとの直接対決の3試合がドルトムントにとって大きなテストになると伝えてきた。まずマインツを2-0で沈めることになり、10月に入ってからのライプツィヒ、バイエルンとの対戦はなかなか興味深いものとなりそうだ。