思うような結果出ないセルティックでサポーターから前田大然に厳...の画像はこちら >>

セルティックでプレイする前田 photo/Getty Images

今夏の移籍希望報道もサポーターを刺激?

27日にスコティッシュ・プレミアリーグ第6節でハイバーニアンと対戦したセルティックは、ホームで猛攻を仕掛けながらスコアレスドローで終えてしまった。

開幕からのリーグ戦6試合で負けはないが、4勝2分で2位とやや鈍いスタートだ。

国内では常勝が求められているクラブだけに、このスタートにサポーターのフラストレーションも溜まっていることだろう。

先日に行われたヨーロッパリーグ・リーグフェーズ第1節のツルヴェナ・ズヴェズダ戦も1-1のドローで終えており、こちらも消化不良な結果だ。その中で厳しい指摘を受けているのがFW前田大然だ。

前田は昨季33ゴールと大暴れしたが、今季はまだリーグ戦で1ゴール、リーグ杯で1ゴールのみに留まっている。ツルヴェナ・ズヴェズダ戦ではハーフタイムにベンチへ退くことになり、まだエンジンがかかっていない。

前田への視線が厳しくなっている理由としては、今夏に移籍を希望していたと報道されたことも関係しているようだ。前田はオファーが届いていたことも明かしていたが、最終的にはクラブの事情もあってセルティックに残ることになった。

その状況で結果が出ないとなれば、サポーターがモチベーションを疑い始めるのも無理はない。英『BBC』はサポーターの声をいくつか紹介しているが、中には厳しい声もある。指揮官ブレンダン・ロジャースが悪いと前田をフォローする声もあるが、こうした声をかき消すにはゴールを決めるしかない。

「前田のセルティックでのキャリアは終わった」

「ブレンダンが前田の力を最大限引き出せていない。彼は酷使されるばかりだ。
もっと良い監督の下なら、彼は素晴らしい選手になる」

「前田の頭はどこかへ行ってしまったようだ。クラブに残りたい選手を起用した方が良い」

「前田は気持ちが切れたから、形式的にプレイしているだけなのか?」

ツルヴェナ・ズヴェズダ戦では前田のセンターフォワード起用が当たらなかったこともあり、今回のハイバーニアン戦ではケレチ・イヘアナチョを最前線に据え、前田をウイングに回したが、チームはゴールを奪えなかった。

この状況が続くうちは批判も避けられそうにないが、昨季の得点量産モードに入れるだろうか。



編集部おすすめ